逆輸入アーティスト リナサワヤマ
私は最近とあるアーティストにハマっています。
前回の記事で音楽のハマり具合を等級で表しましたがリナサワヤマは個人的に一等に該当する勢いでブームが巻き起こっています。
この記事内での②の方法でリナサワヤマにハマりました。
Twitterのタイムラインで密かに話題になっており、なんとなく聴いてみようかなと思い再生したのです。
普段聴かないR&BとエレクトロPOPが入り混じった楽曲に最初こそピンと来なかったものの、不思議な中毒性を感じ、気づけば私の指は何度も再生ボタンをクリックしていた。
抑揚のつけ方が上手くて聴き疲れしないですね。
私的にR&Bは単調で退屈という印象だったんですが、エッジの効いた音が入ったり、途中トーンダウンしたりとメリハリがついていて病みつきになります。
また、英語の発音完璧で佇まいも堂々としていて日本人離れしているのに、東京に関する楽曲を作っているのが個人的にめちゃくちゃ好感がもてます。
海外で活躍したい日本のアーティストは、その土地を意識した曲作りをする傾向にあると思うのですが、リナサワヤマさんは日本人であることを武器にしているのが良いですね。
ここで、リナサワヤマさんの経歴を。
1990年に新潟で生まれ、その後東京に移り、4歳の時に父親の転勤でロンドンに移住。ロンドンでの生活の方が自分にフィットしていたので、その後も母親と一緒に現地に残る。ノース・ロンドンの日本人学校に通った後、ケンブリッジ大学で政治学を学ぶ。学生時代から音楽を作り始め、大学卒業後はアーティストとして本格的に活動開始。作詞・作曲、プロデュース、ミュージックビデオの監督までをすべて自身で手掛ける。[3][4][5][6]
英カルチャー誌『Dazed』[注 1]、NYの音楽誌『The FADER』[注 2]、米Vice Mediaのミュージックチャンネル「Noisey」[注 3]に取り上げられるなど、国内外のファッション関係者から注目を集める[4]。
2017年リリースしたミニアルバム「RINA」により新たな才能の出現と注目を浴び、現地メディアの「2017年の知っておくべきアーティスト」や「次世代を担う100人」に選ばれる。(Wikipediaより)
見て分かる通り、異例の経歴の持ち主です。
情熱大陸にも出演したり、何かと日本でも話題になりつつありますね。
アメリカでは、アジア人という理由からいじめにあっていたということもあり、人種差別についての楽曲も作っています。
このようなメッセージ性が高い尖った楽曲を作るところも魅力的です。
また、英語と日本語が切り替わりながら展開していくTokyo Takeoverはお見事。
どちらの言語も流暢なため、不自然さがないんです。
少し気怠そうに歌っているのに声量が安定していてかっこいい。
クール。
ライブ映像も見てください。
堂々としています。
スタイル抜群な上、ダンスもうまい。
何者なんだ。
また、この曲のイントロからうなるようなベースラインにゾクッとしますね。
私のお気に入りはこの曲。
低音域から高音域へと広がっていきます。
低音の吐息まじりの安定した歌声はもちろん、
高音になる際の膜がかかった力強いシャウトが良い。
⚠️このアルバムの中毒性、異常です。
今年のベストアルバム入り間違いなしですね。
楽曲のアレンジのアプローチの仕方が一曲、一曲違っていて面白い。
リナサワヤマさんに出会った後、似たような系統のアーティストを探して聴いても物足りなさを感じてしまう、、
あのレディーガガさえも薄らいでしまうような破壊力をもったアーティストです。
要チェックを!!